【感動】【高校野球】「試合がしたい!」野球部員1人の気持ちに応えた帰宅部員たち



野球部員はたった一人!助っ人は「最強」帰宅部員!

 第97回全国高校野球選手権大会の地方大会が全国各地で行われており、高校球児たちは、甲子園に駒を進めるべく熱い戦いを繰り広げています。

 そんな中、千葉大会において、とある高校が注目されることになりました。
それは、文理開成高校。

そこには、1人の野球部員の気持ちに応える9人の助っ人たちがいたのです。

野球部員はたったの1名。

 実は、同校の野球部員は、3年生・主将の高橋空聖(ひろき)さんただ一人。
中学時代に不登校になったという高橋さんは、高校に入ったことをきっかけに自分を変えるため、野球部に入部。
当時は、同期入部は1人だったものの、先輩11人がいたそうです。しかし、その先輩たちも次々と卒業し、高橋さんが3年生になった今年、ついに一人となったのです。

球場は借りられず、練習のときは学校裏の空き地を整備して使ったそうです。

 試合をするときには、友人に頼み込み、来てもらいました。
高橋さんの頑張りをみて、友人たちはその頼みに応えていたのです。

1人 野球部員 文理開成

出典:Facebook

「野球がやりたかった」最強の助っ人

 そんな中、今年の春、高橋さんの5人目の野球仲間として加わったのが、同期生の黒川英充さん。
実は黒川さん、かつての野球経験者でした。
小学2年生で野球をはじめてすぐに頭角を現し、小学4年生以下の大会では3年生ながらピッチャーとキャッチャーを任されるほどの実力をもっていたそうです。

 中学に入ってショート・センターを努めるも、自身が3年生のときに部員不足で野球部は廃部に。
高校に入って再び野球部に入るも、監督の指導方針が合わず、1年で退部し、その後転校しました。
そして、黒川さんは、才能を持っていながらも、野球をすることもなく月日だけが流れました。

 そんな黒川さんに「野球をやろう」と声をかけた高橋さん。

高橋さん「最初は(野球経験者だと)知らなかったんですよ。体育が得意だなと思っただけで。」

黒川さん「うれしかった。高校野球をやりたいって思いはずっとあったから。空聖が誘ってくれなきゃ、あのまま終わってました」

 かつて中学時代に部員不足で野球部が廃部になった経験を持った黒川さん。
同じ状況の高橋さんに協力したかったそうです。

[ninja big]
「最強」帰宅部の活躍がネットで話題に!

 最後の夏となる今年、高橋さんの気持ちに応えた9人の助っ人が集まりました。
必要な人数をそろえた文理開成高校は、7月11日、大会1回戦(対・小見川)に挑みました。

 高橋さんが初ヒットを打ち、先発投手が2回まで相手を抑えるも、3回にはノーアウト・満塁の大ピンチ。
ここで、黒川さんがマウンドに向かいます。

 結果、この回、16失点。

「あきらめず、やり返してやろう」

何と黒川さん、この後、2打席連続でホームランを放つのです。

1人 野球部員 文理開成

出典:sports.ltn.com.tw

文理開成の夏は、結局5-19、5回コールド負けで終わりました。
しかし、この帰宅部員の活躍は、ネットを中心に「最強の助っ人」として話題になりました。

大敗を喫したものの、2人の気持ちは晴れやかでした。

黒川さん「大差で負けてしまったけど、自分的には2本打てたし、何より楽しく野球ができた。本当にすっきりした」

高橋さん「こんな楽しい試合ができて、黒川くんに感謝です」

これをきっかけに・・・

 部員1人という状況で高橋さんを助けた黒川さん。

しかし、黒川さんもこの出来事で得たものがあったようです。

黒川さん「就職して、社会人で(野球を)続けようと思ってます。スカウト? あったらいいですけどね」

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