テレビ・映画

【感動】見えず聞こえずとも


NHKスペシャル「見えず 聞こえずとも」を見て、とても感動的な内容でしたのでご紹介します。

目も見えない。耳も聞こえない。それでも光はある。

見えず聞こえずとも

出典:blog.goo.ne.jp

梅木好彦さん(68)と妻の久代さん(65)は、日本海にほど近い丹後半島の山あいにある小さな集落に暮らしています。
天真爛漫でどこかお茶目な性格の久代さんと、いつもそばで微笑みを絶やさない好彦さん。美しい自然が残る里山で、田畑を耕し、自給自足に近い生活を営んでいます。

二人が手を握りあう理由
触手話

出典:okakara.exblog.jp

番組内では、好彦さんと久代さんがお互いの手を握るシーンが多くあります。
これには理由があるのです。

実は久代さん、目が見えず、耳は聞こえず、言葉を発することもできないのです。2人は互いの手を握り、その動きから手話を読み取る『触手話』によって、コミュニケーションを取っているのです。

久代さんは、3歳のときに原因不明の高熱にかかり聴力をなくしました。やがて視力も徐々に失いはじめ、51歳の時には完全に見えなくなりました。それ以来、音も光もない世界で生きてきたのです。

その後、障がい者支援に参加していた好彦さんと出会い、いつしか二人は惹かれあい、結婚することになりました。

日常の小さな幸せ
見えず聞こえずとも

出典:okakara.exblog.jp

久代さんの日課は、農作業に出かける夫のお弁当と朝食を作ることから始まります。
調理器具や調味料などは、その位置を全て頭に入れています。
あとは、手先の感覚を頼りに食材を包丁で切ったり、鍋に火を入れたりします。

朝食を食べ終わるころ、久代さんが「もっとも楽しみにしている時間」が訪れます。
夫婦そろって朝の連続ドラマを見ることです。
このとき、好彦さんは久代さんの手を握り、『触手話』を使ってドラマの内容を久代さんに伝えます。久代さんは頭の中で情景を思い浮かべて、ドラマを楽しむのです。

散歩に行くときも、好彦さんは「触手話」を使って久代さんに景色を伝えます。
久代さんの手をとり、葉っぱや花に触れさせ一つ一つを丁寧に伝えていくのです。

好彦さんが農作業に出かけている間、久代さんは家の掃除をします。
掃除が終わると、パソコンに向かい、好彦さんにメールを送ります。
メールの内容は他愛の無いこと。

いつでも二人は、会話の時間を大事にしています。

夢だった、山での生活を捨てる
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出典:take-web.com

好彦さんは、大自然に囲まれる、山での生活に憧れを持っていました。
結婚後も、しばらく山の中に住み続けましたが、久代さんに多大な負担をかけることになりました。

好彦さんは言います。
たとえ自分にとって理想の環境であろうと、相手が不幸だったら、自分は幸せを感じることはできない。
結婚生活を通して好彦さんは大切なものに知ったのです。

久代さんへの負担を少しでも減らしたい。
好彦さんは山を降り、里で暮らす決意をします。

人の幸せとは何なのか、改めて気付かされる番組でした。

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Wha2up編集長
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Wha2up!?編集長です。 主な担当は、音楽・テクノロジー。 親しみやすい大きな顔と滑舌の悪さには定評あり。